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氏  名:
三田 芳
経験年数:
14年
保有資格:
終末期ケア専門士、看取り士、災害支援ナース
氏  名:
三田 芳
経験年数:
14年
保有資格:
終末期ケア専門士、看取り士、災害支援ナース

自宅での療養や看取りが、
“一般的な選択肢”になってほしい。

私は以前より在宅医療業界はこうあるべきだと強く願い続けていることが2つあります。

ひとつは病気を抱えていても自宅等の住み慣れた生活の場で療養し、自分らしい生活を続けられる環境があること。

もうひとつは自宅での看取りが一般的な選択肢となること。これらは訪問看護師として多くのご利用者様とご家族様が私に訓えてくれた私の訪問看護観でもあります。

約8割の方が病院で亡くなるが、
約8割の方が最期を自宅で迎えたいと望む。

以前、私は病院勤務看護師として医師や他職種と連携し、患者様やご家族様と関わり退院までのサポートを円滑に進めていました。

しかし、訪問看護師として在宅医療に関わる今、利用者様への支援を円滑に進めることは容易ではないという現実に何度も直面し、いくつもの矛盾を発見し疑問に思うようになりました。

例えば、日本では約8割の方が病院で亡くなる一方、約8割の方が自宅で人生の最期を迎えたいと望むデータがあります。しかし実際は入院中の患者様の大半が自宅での療養を望んでいるに対し、必ずしも叶えられる状態ではありません。私はこのような在宅医療業界の矛盾がひとつでも解消されることを願っています。

一方で在宅医療が普及しない現実も理解しています。医師や看護師の不足に加え在宅医療業界には多くの付随業務があり、従事者が疲弊していくことも少なくありません。医師・看護師の業務量が軽減し安全に看護提供することができれば在宅医療従事者が増え、一人でも多くの方が自宅での療養生活を送ることができると考えています。

在宅での療養を支えるためには、地域の関係機関が連携し、多職種協働により在宅医療・介護を一体的に提供できる体制を構築していく必要があります。さらには市町村が中心となって、地域の医師会等と緊密に連携しながら、地域の関係機関の連携体制の構築を図ることが必須です。

私達、訪問看護師はどのような状況であっても、手を止めることはできない現場の中で看護を提供するために全力をつくします。1分、1秒…刻一刻と変化する利用者様の状態に応じて医師と連携を図り、生命と真剣に向き合い丁寧かつ迅速に看護を行なっています。

特に医師との連携は迅速、簡潔で且つ正確でなければなりません。今回、私たちが開発したシステムは医師との連携を強化し、指示を迅速に可視化することで、より安全に看護を提供することが可能になります。在宅医療業界に新たな風穴を開き、新しい風を吹かせて今後の在宅医療の世界がさらなる発展を遂げていくことを願っています。

ホームメディカルプラスが日本のみならず、世界中に認知される未来が待っていると信じています。



私たちの理念に共感し、理想の世界が広がりますように。

【はたらくその先に笑顔、楽しさが質へ変わり、らしい人生を歩めるように、くみやまから宇宙へ】

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